m2a06 ２０１３年元旦企画　キリ番３８ポイント

平成２５年　元旦企画
ーーー　キリ番　３８ポイント　ーーー
キリ番とは、「きりのいい番号」である。切符で平成２２年２月２２日とか、スイカの残高が７，７７７円だったりとか、物理現象としては意味がないが、なんとなく幸福な気分になるものである。
地図でいうと、緯度経度の線が交わるところといったところか。
日本でもっとも有名なところは、「日本のへそ」である。
ここは、東経１３５度北緯３５度である。あまりキリがよさそうに見えないが、経度は１５度おきに区切り（時差など）になっているので、１３５がキリがいいのである。
以前、日本の地図は日本測地系が使われていた。最近のGPSなど地球レベルでの地図網ができてきたため、世界測地系に代わった。日本のへそも以前は、加古川の川原にあったのが、線路をはさんで反対側にきてしまった。
（下の図参照）　日本測地系でのへそはココ、世界測地系でのヘソはココ。

経度線と緯度線が交わるところ（１度づつ）で陸地を電子国土で探してみた。
下の３８ポイントである。人里はなれたようなところが多いので、なかなかいけないが、北緯３６度東経１４０度は田んぼの真ん中なのでいってみた。
もしかして、制覇した人がいたりして。

経緯度のキリ番３８ポイント
こう見ると北海道の広さが実感できますね。
＊2020/8/11 世界測地系（地理院地図）にリンクを張りなおしました。